2026年08月30日イベント -旧藏内邸-

9/3(木)~12/1(火)きんからの世界展~明治時代の装飾和紙~同時開催/旧藏内邸タイル紀行~大正浪漫マジョリカタイルの世界

きんからの世界

 国指定名勝、旧藏内邸の仏間に施された金唐革紙は明治時代に流行した荘厳な装飾であり、日本では現存するものが数例しかない、大変貴重なものです。

旧藏内邸の誇る近代伝統工芸品の一つ、金唐革紙の美をお楽しみください。

【会 場】 旧藏内邸 宝蔵 (福岡県築上町上深野396番地 ℡0930-52-2530)

【会 期】 令和8年9月3日(木)~12月1日(火) *水曜休館
【開館時間】9:30~16:30
【入場料 】 大人310円 小中学生100円

※きんからワークショップは定員に達したため、受付を終了しました。(令和8年9月5日)

きんからの世界_A4_最終.pdfをダウンロード  

■同時開催/旧藏内邸タイル紀行~大正浪漫マジョリカタイルの世界

旧藏内邸の洗面所・便所には、それぞれに美しい色彩のタイルが見られます。大正時代の増改築時に貼られたもので、モダンで色鮮やかなデザインは現代でも充分通用する魅力があります。

これらは和製マジョリカタイルと呼ばれ、日本人が近代イギリスのヴィクトリアンタイルを模倣して国産したもので、主に大正時代初めから昭和初期に生産されました。

今回ミニ企画展として、倉庫に収蔵されていたタイルのオモテとウラ(製造者の商標)や大正時代の増改築前に使用されていた瀬戸焼のタイルをご覧いただきます。展示鑑賞後は実際に旧藏内邸内に貼られた美しいタイルの光沢と色彩をお楽しみください。

旧藏内邸大広間洗面所腰壁タイル

座敷棟洗面場腰壁タイル

座敷棟洗面場床面タイル

旧藏内邸マジョリカタイルの裏面には佐治タイルの商標。佐治タイル(名古屋市)は大正6年に硬質陶器タイルの製造を開始し、世界五大陸に広がる販売網を築きました。旧藏内邸で採用されたマジョリカタイルはその中でも初期の製品です。

旧藏内邸で大正時代の増改築前に使用されていた本業タイル(瀬戸焼タイル)。本業タイルという呼び方は、本格的に磁器製造が始められた18世紀初頭、磁器を「新製焼(しんせいやき)」、陶器を「本業焼(ほんぎょうやき)」と区別したことに由来します。本業タイルは腰壁用と床面用で厚みが全く違います。床面用は人の体重に耐えられるよう、腰壁用の2倍以上の厚みです。
それと比較するとマジョリカタイルは本業タイルの半分以下の厚みで、腰壁・床面兼用です。それは乾式成形法により従来の陶器タイルよりも硬質なタイルを大量生産できるようになったからです。



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