双子池記念碑
(ふたごいけきねんひ)
豊前地方は雨の少ない地域で、江戸時代も大旱魃で多数の餓死者が出ました。元禄4年(1691)の大旱魃の翌年にこの双子池は築造されました。記念碑の裏面には「郡奉行水野杢衛門碑」と、右面に庄屋名、左面に検見役2名の名が刻まれています。碑文は筆勢のあるすばらしい書で、石工も文字を丹念に彫った名工といえます。双子池は満水時の面積が 3.5ha、総貯水量は16万㎥と近在では最大規模の溜池です。
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双子池記念碑(安武)(町指定文化財)